☆皆さんお元気ですか?☆
かかりつけの診療所に行った後、丸一日おとなしくしていた甲斐あって、風邪の症状も緩和してきました。
私って本当に、風邪をひきやすい人。毎年毎年、年に3回くらいひいています。
とほほ
今年はヨーグルトにマヌカ・ハニーをかけたものを常食して、免疫力を底上げしていたつもりだったのに・・・。
でも、いつもの風邪よりは重くないみたい。それがせめてもの救いだね。
さて、昨日のつづきに話題を戻しましょう。日曜日は地元の国立で、
鎌仲ひとみ監督のドキュメンタリー映画、「六ヶ所村ラプソディー」「ヒバクシャ〜世界の終わりに」の2本立ての上映会がありました。
この映画、口コミだけで全国各地に広がって、公開から1年以上たつ現在もなお上映する自治体が増えているそうです。
私はこれらの映画の存在を、内田(直之)君の奥さんでありイラストレーターのまっちゃん(原まさこ)から聞いていましたが、なかなか時間がなくて見る機会を作れませんでした。それがめぐりめぐって地元で上映され、しかも監督とのトークショウの相手を私がつとめる事になるなんて・・・
不思議なご縁を感じました。
「六ヶ所〜」は、私の生まれ育った岩手県の上に位置する青森県六ヶ所村にできた核燃再処理工場を舞台とし、そこで生きる人々の生の声を録ったものです。
「ヒバクシャ〜」は、イラクの小児病院から広島、さらに核燃再処理工場の跡地・米ハンフォードと世界各国で「被爆者」が今なお増えているという事実を伝えるもの。
とにかく皆さんにもぜひぜひ見てほしい!!!そう思います。
私も次々に登場する”目からウロコ”の事実に愕然としました。とはいえ、映画自体は静かに事実だけを伝えていきます。
この2本を通して見えてくるのは、「不条理さ」「矛盾」・・・そしてそれらに起因しているのは私たち自身であるということ。
そして現在の政治・経済システム、アメリカとの関係・・・全てが密接に関わっています。
見終わると映画が与える「問いかけ」の重さにフラフラッとしますが、見ないままヘラヘラしていると後々とんでもないことに直面することになります、必ず。
監督とのトークショウでは、私自身が岩手の出身であることから、大都会で大量消費される電力によって出た原子力のゴミを北国の過疎地で再処理することの不条理さを、そして同じく自主で作品を作っていることから、「長いものにまかれる」体質のマスメディアの不誠実さについて話しました。
こ〜んなに真面目なリクルマイは今まで見たことあるか???自分でも
「ハジメテ」よ(笑)。
鎌仲監督の饒舌なトークに救われっぱなしでしたけどね。
さらにその後のミニ・ライブでは風邪ッピキ声で本調子とは程遠かった
けれど「心」で歌いました。その心はお客さん、監督に届いたみたい。
もともと国立という土地は、市民の意識が高くて「マンションによる景観を損ねる」訴訟などでも知られています。
私の友人たちもとても勉強家で、私もいろんなことを教えてもらっています。
そんなところだから400人近くが上映に訪れたそう。
この次はきっとあなたの町の近くで上映されるはず。チェックしてくださいね。
http://www.rokkasho-rhapsody.com/
この夜の打ち上げは、風邪でも参加(←風邪でもビールを飲みたい大馬鹿もの=リクルさん)。でも参加したおかげで、地元の国立に根ざしてお店を持って頑張っている人たちに出会いました。
自分の考えが反映されやすい同世代だけでなく、年上の方やライブとは縁遠い生活をしている方にも、リクルマイの活動を見ていただきたい!と思っているし、今後は実際に展開していきたいとも思っています。
とても有意義な1日でしたよ。
この上映会に関わった皆さん、お疲れ様でした。そしてありがとうございます。
リクルマイ