☆皆さんお元気ですか?☆
ライブ・イン・宮古を無事に終えて、東京に戻りました!!
ああ〜〜〜〜〜もう、安堵の一言です。そして感動の2日間でした。
まずはこのイベントに関わった全ての方々に感謝いたします。どうもありがとうございます!!!
故郷でのライブ、人任せではない手作りライブということで、試行錯誤な部分は多々ありましたが何とか皆さんの手助けのもと、成功をおさめることが出来ました。
ライブの実行委員である母とはしょっちゅう電話でバトりながら、いろいろな準備を整えてきました。
全てにおいてやり残しのない様に準備をして宮古入りしたつもりでしたが、ライブ当日のリハではちょっとしたアクシデントに見舞われました。
母のこと、3年前に亡くなった父のこと、92歳にして初めて私のライブに訪れるおばあちゃんのこと、小・中・高時代の友人こと、あらゆることが頭を駆け巡って、まるで『金縛り』にあったような状態になりました。
しかも、客席奥では父の遺影を持った母が見ているし・・・。
体は硬直して動かないし声も出てこない・・・もう1曲1曲を歌って取り繕うのが精一杯。本当にしんどかったです。
まあ通常とのライブとは違うのだから、緊張するならリハのときに緊張しておこうと思っていたのですけどね。
宮古で生まれ育った私が高校のころレゲエに出会い、その後東京でレゲエにどっぷり浸かる音楽生活を通って、宮古でレゲエのショウ開催するにまでなりましたが、どんなときも私を応援してくれたのは家族・親戚であったし、友人であったのよね。
私はそのような思いに報いることなく、ただただ自分のためだけに好きなように生きてきたわけよ、十数年も!
家族に対してなんて甘えた娘だったんだろうね、全然「良い娘」ではなかったよ。
そんなダメダメ娘の私が、宮古の人たちの力添えでこのステージに立つ・・・そんなことが頭の中を駆け巡ったリハでした。
でもリハの時間のうちに徐々に金縛りはほぐれていき、やっとこさ地に足が着いてきたんですけどね。
宮古市民文化会館以上に大きなライブ会場(ヨーロッパでのウォーマッドとかフジロックとか)で歌ったり、J-Waveの生放送でアコースティック・ライブしたり、様々な経験は積んでいるつもりだったけれど、こんなことは初めてでした。私もまだまだだね。
それでもライブがはじまるといつもの感覚になりましよ。『私は大丈夫!!!』そんな感じ。奥羽山脈による、ナイスなSKA RockSteadyチューンが更に私を鼓舞します。
リクルマイ・バンドの面々も演奏で私を支えてくれました。
彼らの思いをひしひし感じながら歌っていました。メンバー大好き(泣)!!心強いですわ。
1曲目のShine On Meのコール&レスポンスでのお客さんの元気な声に『これはイケるな!』と思ったしね。Your Loveでの宮古弁コール&レスもよかったでしょ!
東京から来たお客さんたちもしっかり”なまって”くれて嬉しかった。おおきにィ。
ゲスト陣Guan Chai、Kuuboさん Ticoさんらも素晴らしい演奏で場を盛り上げてくれました。岩手生まれ横浜育ちのGuan Chai、三陸リアスマンのKuuboさん、第2の故郷・東京国立の先輩Ticoさん、いずれもご縁を感じる人ばかり。
今回のイベントは温かい人のつながりを感じるものにしたかったので、我ながらいい人選だったと思います。
中盤での北国メドレー、これはこの日のために練り上げた隠しネタです(笑)。「北酒場」→「帰ってこいよ」→「北国の春」を全てレゲエのRiddim Trackでアレンジしました。これは大人のみならず、若い人、お子様にも大好評で、早くも作品化して〜!との声が上がっております。
周りの女子軍団からも、いずれは演歌デビューだね!と言われるほど。
後半はリクルマイならではのアグレッシブなレゲエ連発で大爆発。トリ曲のWhy Are You In A Hurryでのコール&レス大合唱「故郷愛してる〜、宮古市愛してる〜」は今思い出しても”じ〜ん”ときますね。
アンコールでは、花束贈呈タイムが設けられていました。私の義母に続き、私の甥っ子姪っ子、いとこの子供らが続々登場!!
ややや〜ッこんな仕掛けがあったとは!!!嬉しすぎるね。宮古らしく、甥っ子の忠明は「新巻鮭」を手にしていたよ(めちゃウケ)。
最後は出演者全員で「港町13番地」を。漁業の町・宮古らしいでしょ。大漁旗がどっか〜んとステージ上から降りてきたのもすごかったね!!
パタさんとKuuboさんによるWベーシスト共演が実現。リクルマイライブならではの組み合わせ、豪華ですわぁ(2人のポーズにもご注目!)。
まさに大団円って感じでめでたく終了しました。
2時間のステージ、本当に感動的でした。
みんなに支えられてこの大役ライブを「笑顔で」終えられえたのが良かったと思います。
楽屋での「乾杯」ではつい、”うるるん”と。
ライブの評判もとてもよく、さっそく次回の話も出ていました!!!
Irie Master(宮古)、Big Ship(釜石)、奥羽山脈(盛岡)らが、セレクターを勤める「打ち上げの場」も超盛り上がりましたね。岩手と東京を結ぶコネクションが出来て、これもまた嬉しいことです。
いつも冷静沈着で演奏の安定感抜群のケイも「今日はめっちゃくちゃ緊張した〜こんなの初めて!」といっておりました。ケイも私と同様、いろんな思いが胸の中を交錯したそうです。東京から私たちの両親と叔父も来てくれていましたし。
私たちメオト漫才、もといメオトミュージシャン、今回のライブを糧にいっそう頑張ろうね!と誓いました。
←こちらライブ翌朝の新聞(岩手で一番読まれている岩手日報だよ〜)。
しっかり載っていました。「マイさん」って表記がウケる(笑)。
皆様、本当にどうもありがとうございました。今一度御礼申し上げます!!
ライブ翌日の観光フォトも追ってアップします〜(くまちゃん・鈴木さん、提供ありがとう)お楽しみに!!
リクルマイ