☆皆さんお元気ですか?☆
梅雨全開モードで始まった6月。
年始は意気揚々とニューアルバム制作を開始、リハに励んで第1弾のバンド録音が済んだ矢先にあの大震災。
いつも事あるごとに「時間がたつ」のが加速していると書いてますが、今年の加速っぷりはハンパないです。
昨日今日は菅内閣の不信任(結局は否決)が話題になりましたが、こんな”ぽっと”湧き出たような政治ニュースは「”大事な”ニュース隠し」のコマじゃないかと疑ってしまいます。
福島原発の”現状”は近頃ニュースでは放映しないよね・・・。
水面下ではこんな動きが。
アメリカのモンサント社が日本の農水省に対し遺伝子組み換え作物の栽培・流通・輸入などの申請をしたそうな。
これ、申請が許可されたら非常に危険ですよ!!!
遺伝子組み換え作物は自然の摂理に反し、人間の都合で作られた作物。
植物のDNAを操作して、農薬にも害虫にも負けない「耐性」を持った作物なのです。
害虫に負けない・・・その葉を食べたら害虫が死ぬってことだよね。
そんな野菜、人間にとって良い訳がない!!!
遺伝子組み換えの危険性を指摘する学者などは企業や企業を影で後押しする勢力により排除されているよう。
放射性物質と同じで発症するのに何年もの時間がかかるし、どんな症状になるのかさえ知られていない。
本気で怖い。
このタイミングでの申請は原発問題で食の不安にさらされる私達日本国民の感情を利用しようとする意図を感じます。
私の周りにも、それこそ食に関心の高い人ほど、「もう東日本産の海産物・農産物は食べたくない」って言う人少なくないですから。
そんな市民の声が大きくなればなるほど政府はTPPへの参加を表明しやすくなるでしょう、
そうなれば外国産の大量の食物が輸入されることになる。
もちろんモンサント社の遺伝子組み換え食品もどっさりと送りこまれるでありましょう。
TPPの真の目的はそこなんでしょうね。
もちろんTPPによってわが国の食料も輸出されるわけですが、外国の消費者達は「放射能汚染の疑いのある食品なんて食べられない」って騒ぎ立てること必至。
どう考えても日本にとっていいことなし、に思えます。
日本は四季があって、美しい山・海に恵まれた素晴らしい島国。
農業も漁業も林業も、この日本に風土に即した形で発展してきました。
ところがそんな豊かすぎる自国の第一次産業は、アメリカに住むグローバリスト達と
その手下の売国奴政治家によってこの60年ですっかり衰退させられてしまいました。
私が子供の頃は教科書で「日本は米の自給率100%」だったのに(トシがバレルね
)。
多くの農家が職を追われ、今では農地として活用されない廃耕地が日本全国にたくさんある。
自国の農民を廃業に追いやってまでして食物を輸入するって全くもって愚かな話でしょ。
これはまさに売国奴のやることだ。
私が「自由化に歯止めをかけ、日本の第一次産業を守りたい」という思いには理由があります。
私の故郷、宮古市はそれはそれは豊かな海の幸が取れます。
小さな頃から素晴らしい海の幸を頬張ることができた有難さ、これは大人になってしみじみと感じることです。
そんな海の幸にあやかれること、それはひとえに自然と共存し、ときに闘う漁師達がいてのこと。
これも大人になってしみじみわかりました。
「大人になって」わかること、これがミソなんだよね。
子供の頃からそのことに気づくべきだったのですよ、私。
都会への憧れと、その都会から伝わってくる音楽や情報に無邪気に踊らされ、故郷のことを省みない自分がいました。
もちろん都会に出たおかげで様々な出会があり今の仕事についているわけで・・・。
それ自体はこの上ない幸せなのですが。
当時身近なことに目がいかなかったのは、自分自身が洗脳を受けていたからに他ならない。
第一次産業の衰退や地方経済の悪化に私自身が知らず知らずに加担していたんだ、という大いなる反省があるのです。
Rankinさんの言う「全員反省」って意味がよくわかります(原発問題に限らず使える言葉です)。
しかし、気づいたときが始まりですよね。
私はレゲエシンガーだから自分の歌を通して、訴えていかなきゃと思っています。
あ、もちろん国内の作物事情にも重々留意しないとね!!
最後にTPPとマスコミの流す情報には十分に警戒してください。
長文のご拝読に感謝です。
リクルマイ