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5w1hで最も大事なこと

☆皆さんお元気ですか?☆

2月ももう半ば。
ヴァレンタインデーが過ぎて、ほっとした私。

だって〜っヴァレンタインはそもそも「チョコレート」あげる日Jahないもんね。
消費活動が低迷する2月と8月(業界用語でニッパチと言う)の消費テコ入れ活動ですからね。

ヴァレンタインデーに加えてここ数年は東日本でも、節分の恵方巻きをかなりにぎやかにキャンペーンしているね。

私が子どもの頃は「でん六」の豆がメインだったけど、いまや恵方巻きに押されて「でん六」も影が薄いような、、、。

と言いながら、ちゃっかり相棒The Kにだけはチョコレートを贈る私。
予算は500円以内、このくらいでよろしい(断言)。
あ、今年はもう一人、ヴァレンタイン前日に打ち合わせしたウェブ担当君にも。

あんまり高い物は、パティシエの名前使用料とか、こじゃれたデパートだけで展開するために掛るコストとかで、チョコそのもののクオリティーではないと思うよ〜。

度を越えて高い値段のは試食だけにしましょうw、試食とは実に巧妙で「ああ、もっと食べたい」と思わせる量なのです。

全くの甘党でない私は、”つまようじ”にささった5ミリ角のチョコで大大満足です。
、、、って私はもらう側Jahないけど(爆)。

さて前置きが長くなりましたが、相変わらず私は多忙の日々。

今週末は2回目となるワークショップ、その構想を練りながらワークショップの翌日に予定されているニューアルバムのジャケ写撮影の準備、そしてその3日後のホーン隊のオーバーダブの準備、そしてその2日後の雪国ライブツアーの準備、、、ああキリがない。

アルバムリリースに向けて諸事項を進めながら、来たる3月11日震災より1年となる節目のイベントにも備えねば。

ああ、いろいろ考えてソワソワしちゃう。

そうそう、今日はこのこと話したかった。
「考える」ということ。

タイトルにもあげましたが、5w1hって皆さんご存知よね?
そう、英語で習う疑問詞。
What(何)、Who(誰)、Where(どこ)、When(いつ)、Why(なぜ)、How(どうやって)。

私は20世紀に生を受け学生時代〜青春時代を過ごし、21世紀に音楽の仕事を生業にし始めた人間。

21世紀の情報化社会を利用して(恩恵にあやかって)、日本のみならず世界中のリスナーを増やしてきました。

一言に「情報化社会」と言っても年を追うごとに劇的に変化し続けているなあと。
ミレニアムの頃と2012年とでは大違い。

FacebookやTwitterが一般に知れ渡るようになったこと、スマホの登場、もはやテレビも新聞も必要ないほどに情報提供の材料はあふれかえっています。

私はMy SpaceやFacebookを使い自分の音楽を告知してきたし、それによっていろいろな世界が広がったわけですが、「情報化社会」「ネット社会」そのものに対しては今なお懐疑的な姿勢でいます。

情報化社会の最大の利点は、「早い」こと。
「いち早く伝える」≒「情報化社会」と言ってよいかもしれません。

「早い」って確かにありがたいのですが、それが「全て」で「最良」なのかな???

福島の原発のこと、緊迫するイラン情勢、気になるスターの言動、、、毎時毎分メディアが私たちに語りかけてきます(私たちがそのツールを覗き込みさえすれば)。

メディアがニュースとして伝える基本事項は「何が起こったか(What)」、「誰が関わったか(Who)」、「いつ(When)」、「どこで(Where)」、「どのように(How)」。
4w1hです。

「Why(なぜ)」はほとんど言及されません。

「Why?なぜ」が「なぜ」言及されないか、
きっと起こった事象の因果を追求することだから記事も果てしなく長くなるし、読者に知られると都合の悪いことも含むからだと思います。

Why、それは「自分自身の頭を使って、能動的に探究しないと」決して見つからないパズルのピースです。

もっと言えばRoots(根源・根本)を探る作業です。
この作業をしっかり行う必要があると断言します。

情報化社会が与える「4w1h」を浴びるだけ浴びて自分の体内に吸収してもそれは「自分の頭で思考した」ことにはなりません。

字面だけが体内に蓄積されるだけ。

さらに悪いことには「4w1h」が自分の得た「知識や発想」だと勘違いしちゃうことです。

「知識豊富で機関銃のように話すけれど、聞き終わって印象に残るものがない人」っているでしょ。
たぶんそんな人は「4w1h」人間。借り物の価値観で生きているから、ブレやすい。

逆に「ささやかながらも自分の経験に基づいて自分の言葉で話す人」
そんな人は「Whyなぜ」自分がこの世にいるのか、こうして生活しているのか、考えられるからブレがないし、自分を飾ったり虚勢を張ることもない。

毎日訪れる様々な事象に「Why」の視点を注ぐことで、人生は意味深く意義深くなります。
「4w1h」だけで”知った気”になっていることこそが実は「思考停止」で、統治者にとっていいように扱える格好の対象となります。

まっさらな子供たちは「なんで」「なんで」って聞くよね。
これこそ自分たちに関わりある事象のRootsを探り自分の人生と関連づける大事な行為だから、親御さんは「またかあ〜、ウザい」って思ってもしっかり答えてあげましょうね。

ここで大事なのは親御さん自身の言葉で話すことですよ。
親を尊敬する子供は、それだけで間違いない人生を送れるものです。

はい、久々に長々書いたのでそろそろまとめ。
今日言いたかったのはこういうこと。

去年の3月12日(When)に福島の第一原子力発電所は(Where/ Who)、地震により電源を失い冷却装置が機能せずに(How)、炉心溶融と水素爆発が起きた(What)。

ここで、Why(なぜ)を補えば
大地震が起こったから!となるのですが、それはわかりきったこと。

私たち”ええ年こいた大人”は、

なぜ地震国日本に原発が54基もあるのか?
なぜ東京で消費される電力が福島や新潟で作られるのか?
なぜ東電や政府が徹底的に責任追求されないのか?

、、、これらのWhyを自分なりにしっかり探究したいものです。

これらのWhyを追求することで、それらが密接に自分に関わっていることが見えてきます。

原発問題と同様に、長引く不況に悩まされている、結婚できない、未来に希望が見いだせない、、、Whyをたどると我が国が抱えるあらゆるマズイ事柄が見えてくる。

でも、もはやそこを避けては通れない。
今までずっと避けて通ってきて、このような時代になっているのだから。

これからは一人ひとりが「自分なりの言葉」を持ちたいね。
「言葉」とは責任だから。

”ええ年こいている”私の世代は、この国を背負う中心層だと思う。

この世代がTwitterで気の利いた言葉をRT(リツィート)したくらいで、良い事をしたと思っているようではいけない。

震災から間もなく1年。
メディアやインターネットから抜け出して、現実世界で「一歩踏み込んだ」事を行ってみる。

情報社会の傍観者にならず、小さな一個人でもアクションしていくことが大事だと痛感しています。

「Why=なぜ」の探究心を持てば、この情報化社会の荒波もなんのその、自分自身の幸せの価値を見いだせるはずです。
情報社会が押しつけがましく我々に与える「幸せの形」ではなく「自分なりの幸せ」ね。

はいー、長々とご拝読ありがとうございます。

リクルマイ

likklemai * - * 01:16 * comments(1) * trackbacks(0)
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