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石田昌隆・著「ソウル・フラワー・ユニオン 解き放つ唄の轍」

☆皆さんお元気ですか?☆

今日は届きたてほやほやの本をご紹介。

世界中のビッグアーティストの写真を撮りづつける傍ら、様々な市民運動の場で生きた写真を私たちに伝え鼓舞する写真家・石田昌隆氏の最新著書「ソウル・フラワー・ユニオン 解き放つ唄の轍」です。
 
ソウル・フラワー・ユニオン(以下SFUと略させていただきます)は日本が世界に誇るロックバンド。
フロントマン中川敬氏の機知に富んだオリジナルナンバーと、古今東西の伝統楽曲を盛り込んだライブパフォーマンスは「圧巻」の一言です。

この本は東日本大震災以降を中心にSFUのアクションの軌跡が克明に描かれています。
熟読の前にササッと全体に目を通しただけなんですが、何と第7章ソウル・サバイバーにおいてLikkle Maiが登場しているのです!

2012年3月SFU主催の「闇鍋音楽祭」の福島県いわき市での公演で私たちがフロントアクトをつとめたこと(この日のアンコールにて初めて「平和に生きる権利」を歌った)。

その後SFUと親交の深いジンタらムータと共に国会前や様々なイベントで「平和に生きる権利」を歌い、歌詞を「脱原発の思いを込めたもの」にアレンジしてレコーディングしヤギヤスオさんのジャケ絵のCDシングルで発売したこと、

youtubeで放映される実験的試みに満ちたネットプログラムDOMMUNEでJah Shakaを囲み石田さんや私がトークしたこと、

更には西麻布のライブハウス新世界で「レベルミュージックパーティー」を開催したこと、

が細部にわたって丁寧に記されています。
これには非常に驚きました。

以前石田さんにお会いしたときにこの本の執筆をなさっている最中で、私のことにも触れてくださっているとは聞いていましたが、まさかここまで言及しているとは!!
 
私のような末席のアーティストにも石田さんの優しい目線を持って描いてくださっているのですからこちらは身に余る思いです。恐縮しきりです。

大震災や原発事故が起きた当初に比べ、それらを発言するミュージシャン・アーティストは減っており、
ごくたま〜にですが孤独を感じるときもあります。
 
ですがここに描かれた素晴らしきSFUの確固たる足取りと、著者である石田さんのご尽力・そして登場する人びとに注がれる暖かな心に、私は勇気をいただいた思いです。

この本に、言葉とは違うメッセージを投げかける石田さんの数々の写真。これがまた素晴らしい!!
ライブ写真のみならず被災地や抗議活動の写真、それらによってあの時の気持ちが蘇りました。

現在、私の住む東京では2月に都知事選を控えています。
脱原発候補をめぐり分断が生じる形になっており前回以上に難しい選挙になるでしょう。

選挙が終わったら2011年以降3回目の3月11日がやってきます。
3月は被災地支援関連のライブが2〜3入っています。

この本はきっと、被災地支援のライブに向けての新しい唄や新しい言葉をつむぐ大きな力になることでしょう。

思いもよらぬフィーチャーっぷりに興奮し私のことばかり書いちゃいましたが(十八番!)、

ビクトル・ハラや添田唖蝉坊の存在を私に導いてくださったソウルフラワーさん。彼らが他にどんな音楽を取り入れたりどんなアクションをしてきているのかこの本で探れるのは最大の楽しみです。

本のオビに素敵なコメントを送っている七尾旅人さんや、OKIさんなど個人的にも敬愛するアーティストも多数登場しているようです。
今夜からゆっくり読み始めていこう。

石田昌隆さんありがとうございます!!
そして著書の発売おめでとうございます!!

リクルマイ
likklemai * - * 14:41 * comments(0) * trackbacks(0)

昨年の活動振り返りっ Likkle Mai&The K編

☆皆さんお元気ですか?☆



昨年暮れには私の2つのバンドでの活動を振り返りましたが、こちらを忘れるわけにはいきませんね!

Likkle Mai&The Kです。



私Likkle Maiと、私の良き相棒The Kの二人編成アコースティックユニットです。

昨年は二人編成ながらたくさんの大舞台を経験させていただきました!



まず思い出に残っているのは3月9日明治公園での「つながろうフクシマ!さようなら原発大集会」でのライブ。

前日オールナイトイベントでRob Smith氏と共演して、まだその興奮が冷めないうちのステージ。



冷めないと言えど3月の野外は気温の変化が激しいのでしっかり体調を整えて臨みました。

幸運にもこの日は晴天、暖かく穏やかな気候の中、ライブをすることができました。



1万人を数える観衆の中、大江健三郎氏や落合恵子氏など著名な方々のスピーチに続いて私たちのライブ。

緊張が強いられるような場面ですが、落ち着いていました。

「しっかり自分の思いが伝えられた」そう感じるライブとなりました。





このような場では90パーセント以上が私たちのことを知らない方々だと思われますが、「さよならバビロン」や「平和に生きる権利」で頂戴した大歓声は、私たちに自信とさらなる勇気を与えてくれました。



ライブ後は埼玉からはるばる参加した叔父とも会えたし、いろんな媒体の方から声をかけていただいたなあ。

私にとって「脱原発」は今でも訴えていくべきトピックであり大きな課題です。



原発事故から時間が経つにつれ、この運動が縮小傾向にあることは残念ながら否めません。

私はそれを、今後どう表現しお客さんたちにコミットしていくかを考えているところです。



私は表現者だから脱原発やその他社会問題を、「面白さ」「楽しさ」「本質」をもって伝えていきたいと思うんです。

これにはテクニックだけでなく自分自身の感性にも磨きをかけなければなりません。



私はそれにチャレンジしているところです、なぜなら私なら出来る!そう思っているからです。



今年も3月あたりに脱原発の大規模なイベントに出演すると思います。

どうか、その場でお会いする皆さんには私たちの成長やアプローチの変化を感じていただけたらと思います。



続いて思い出に残るステージは11月リキッドルームでの「THE HEAVYMANNERS”EXTERMINATION DUB”リリースパーティー」でしょうか。



THE HEAVYMANNERSは秋本”HEAVY”武士が率いるダブバンド。

彼こそが私とThe KをDRY&HEAVYに誘い入れた人物です。



このリリースパーティーでLikkle Mai&The K以外のメンツはRUMI、田我流、K-Bong、Simi−Lab、と日本のHIP HOP界の実力派ぞろい。

レゲエ、アコースティック、の名にかけてもしっかりとパフォーマンスをしたいと特に気合が入りました。



昨年の8月からループマシンなど導入して二人のアコースティック演奏にベースラインやドラム音が加わる新しいスタイルになっているのですが、リキッドルームのようなクラブミュージック対応型のハコでの演奏は初。



音色も望み通り、そして低音がしっかりと鳴り響いてめちゃくちゃ楽しかったです。





私は当然楽しい、しかしそれ以上にお客さんが楽しんでいた。

やはりHEAVYMANNERSやLikkle Maiのお客さんはレゲエを求めているんだなと。



バンドに頼ることなく2人の力を発揮した。すごく達成感のあるライブとなりました。

私たちの出番のあとはこの日の主役のTHE HEAVYMANNERSのライブ。後半からは私とThe Kも彼らの演奏に加わりました。



秋本ちゃんと久々に奏でるルーツロックレゲエは本当に気持ちよかったです。

ですが私にとって更に気持ちよかったのは「私とThe Kのレゲエ」を秋本ちゃんの目の前で伝えられたことです。



DRY&HEAVYの一員として音楽にはげみ、切磋琢磨したのはもう10年以上前のことです。

秋本ちゃんからはレゲエ論・精神論含めたくさんの事を学んだし、彼自身が求道的に自身のベース技術を磨く姿に尊敬の念を抱いていました(もちろん今も)。



DRY&HEAVYを離れてからの12年、私たちは別の道を歩んでいますが、

Likkle Mai&The Kのライブに秋本ちゃん自身が「何か」を感じ取ったと確信しています。



ライブ後に飲み交わし「また節目に一緒にやろう」と言い合いました。

その日までに更なる成長をするつもりです。



以上2つのライブをあげましたが、他にもたくさん印象に残っているライブがあるなあ。



被災地を巡業する「笑顔と夢を絆でプロジェクト」では民謡界やマジック界で活躍される凄腕の方々に出会えましたし、

11月の那須ライブでもサンディ&サンセッツのイノさんはじめ大ベテラン勢との邂逅・セッションも最高でした。



そして夏に3回も私たちのバックを務めてくれたSTONED ROCKERSともまた是非ともやりたいです。

Likkle Mai Bandに劣らない、むしろ見習う部分が多々ある素晴らしいバンドです。

彼らのお人柄もとっても大好き♡



Cool Wise Manも然り。

昨年の共演は8月のHOT FIELDのみでしたが、ライブ当日の音合わせオンリーで「しっくり」「バッチリ」ライブできるんだものね。あのライブはお客さんも私も大喜び!!楽しかったなあ。



こうやって書くと二人編成のときも二人が他のバンドに参加させていただく時も、とっても楽しい思い出だらけです。

二人で演奏してもそれは二人だけのチカラではないしね。

素晴らしい出会いに恵まれて、Likkle Mai&The Kの世界も広がっていくんだなあ。



本当にありがたいことです、ありがとうありがとう



私の活動の核はやはりLikkle Mai&The Kです。

ここをしっかり行ってこそ、ほかの方々と一緒に演奏するなど「先」があるのです。



今年は既に二人の最初のライブを地元バナナ食堂で行いました。

とても充実のライブでこの先が楽しみです。



今年のLikkle Mai&The Kをどうぞ宜しくお願いいたします。



【写真提供】佐藤鉄兵、佐藤顕子、KUMA(平出麻里)



リクルマイ

likklemai * - * 17:02 * comments(0) * trackbacks(0)

ママからのおくりもの

☆皆さんお元気ですか?☆

”明けて”早くも10日が過ぎました。
遅ればせながらおめでとうございます。

読者の皆さんにとって素晴らしい一年となりますように!

昨年はさっぱり更新されなかったこのブログ、今年は書き連ねたいと思いますので一層のご愛顧を宜しくお願いしますm(_ _)m

最近ようやくブログを書こうという気になったのは、ママがきっかけでした。

昨年は更新しなかったと言いつつ、実は下書きしてはしていたの。

読んだ本の感想や、夏のライブ巡業などなど。

だけど下書きのまま放置しあれよあれよと古びた記事となり公開せぬままに。

そんなこんなで師走になった頃、宮古のママから電話が。
「今日浄土ヶ浜のマリンパークで海産物を多めに買ったがらおぐってやっけ。たまにはブログに浄土ヶ浜の海産物だよーどか紹介してみだらどう?」

最初はピンと来なかったのよ、私。
何で海産物?何でブログ?

うちのママは宮古ではナカナカ知られている家電小売店の女性社長。

「ケイ君ばかりでねぐケイ子(ママの名前)もブログに載せでけどがん」と冗談を言うことはしょっちゅうなんだけど。

浄土ヶ浜の方が宮古の海産物は大丈夫だよという事をブログでPRしてよっていう依頼かな、とも思ったけど違ってた。

おそらくこうではないかな、と次のような事が頭に浮かびました。

電話で私の声は聞いていても、どんな活動したりどんな思いでいるのかは明確に伝わっていないのね(私の無精でちゃんと伝えていない、が正しいか)。

半年以上更新されてないブログをママは心配してたのではないかな。

ママにとってブログは私が元気だということを知る唯一の手だてだったようです。

そうか!と早速ブログを書き書き。_φ(・_・

時期に相応しい”この一年の音楽活動を振り返る”というテーマで2つ書きました。

ママも安心したのかな、電話の度にブログの話は一切スルーで(笑)、違う話題で盛り上がってます。

そして、叔父さんからの年賀状には”ブログ見たよ!元気そうで何より”と書いてありました。

…何だ、このブログ見てんの身内だけかいな!
(ちなみにブログをガンガン更新してた時の1日平均アクセス数は500、今は100です。身内だけってことはないようです、ホッ)

考えてみるとママや叔父の世代は、TwitterやFacebookのような、インストールが必要な一歩踏み込んだSNSはやらない。

パソコンやスマホの所有率がどんなに上がっても、SNSを使いこなす人は日本全体をみたら都心部の10〜50代が中心のようです。

私を応援して下さる方はママ世代も多い!
そんな意味でもブログを活用して私の今を発信していく必要があるな、と思いました。

ママによって気づいたブログの存在の大きさ。
というか私にはママほど大きなそして有難い存在はないんだけどね(^人^)

ママが送ってくれた海産物、もちろん美味しくいただきましたよ。やはり宮古の海の幸は最高*\(^o^)/*

昨年以上にママ世代の方と音楽を通してブログを通して繋がっていきたいです。

リクルマイ
likklemai * - * 11:59 * comments(0) * trackbacks(0)
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