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カナダツアー日記その5

☆皆さんお元気ですか?☆


【7月14日】
ホテルに戻り4時間後にホテルのロビー集合。
いよいよ帰国です。

私たちを見送るかのような日の出の美しさったら!

フェスの間、不眠不休で頑張ったFionaと愛すべき運転スタッフのGilleと空港でお別れをして、OKIさんたちはデルタ航空のチェックインカウンターへ、私たちはユナイテッド航空のカウンターへ。

チェックインを早々に済ませOKIさんたちとコーヒーでも、と思っていたら再び足止め。

経由地のワシントンD.C.便がキャンセルになり、代替便を探すのに時間がかかるかかる。

結局デルタ航空のミネアポリス経由成田行きに落ち着くものの、出発時間が前倒しで汗だくで搭乗。

ちなみに同じデルタでもOKIさんたちはシカゴ経由だから別便、お別れの挨拶できなかったのが残念!
(その後メールしました。)

飛行機の中で今回のツアーのこと振り返ってみました。

とても印象に残ったのが人々の気質。

モントリオールを含むケベック州の人々はフランス開拓民を先祖に持ち、イギリスとの覇権争いでも彼らの文化を守り通してきた。

国土の60%が英語圏のカナダにおいて、フランス語が公用語のケベックの人々は自らをカナディアンではなく「ケベコワ」と呼ぶ。

それはあたかもハワイの人々がアメリカンではなくハワイアンだというように、
バルセロナの人々がスパニッシュではなくカタルーニャ人だというように、沖縄の人がうちなーんちゅではなくしまんちゅというように。

しかしケベコワは民族のアイデンティティを持ちながらも実に柔軟で、
私は筋金入りのケベコワさ、という人でも私たちのように英語でコミュニケーションをとる人々には流暢な英語で対応してくれる。

きっと彼らフランス系の民族が生き残るための術として英語を話すことも選択したのだろう。

貿易、経済、様々な面での覇権を握っているのはやはり英語圏の国だ。

彼らが私たちの”ずっこけイングリッシュ”に付き合い、さらには”僕らが日本語を話せればばっちりなんだけど。”なんて余裕ある言葉も返してくれる。

国際都市の洗練さと豊かな国土に住む人独特の大らかさを合わせ持つ素敵な人々だと思いました。

かつてフランスには2度行ったことがあります。
最初はドラヘビ時代のツアーで、二度目はThe Kと二人でバックパッカーの旅で。

ドラヘビのライブで訪れた時はわずか1日の滞在。1日では訪れたという事実しかなくその国に触れたことにはなりません。

2度目はプライベートの旅で2週間滞在。パリに着いて間もなく地下鉄に乗ろうと駅員に「英語」で質問したところ、鼻で笑われた。

「おいおい、ここはフランスだ。英語じゃなくフランス語を話す国だぜ」と駅員の顔に書いてありました。

事なきを得て無事に目的地に着くことができたし、今考えればフランス人らしい振る舞いだとも思えるけど、さすがにその時は「でたー、あからさまな態度!」とあっかんべーをしたい気持ちでした。

その時以外に嫌なことはなく、もともと文化の素晴らしい土地ですから美術館めぐりも食べ物もエンジョイして良い時間を過ごすことができましたが。

優しい人、冷たい人、というのは一時的な印象にすぎず、私に優しい人が他の人に一様に優しいとは言えない。いろいろいて国家が成り立っているから、自分の印象のみで良し悪しを語ることはできない。

だけれどもケベコワの人たちから「ケベックは良いところだと思ってほしいなぁ」という気持ちが見えたことは確かで、これこそが愛郷心、愛国心ではないかと感じました。

ネトウヨという言葉がまかり通る日本とそれを野放しにし利用する現政権。彼らのねじ曲がった愛国の表現には辟易とします。


愛郷心、愛国心とは何か…ケベコワから
学んだ気がしました。

なんてことを考えたのち、座席モニター映画を見まくり無事帰国しました。

長くなりましたが旅日記をお読み下さりありがとうございます(^人^)

リクルマイ
likklemai * - * 04:21 * comments(0) * trackbacks(0)

カナダツアー日記その4

☆皆さんお元気ですか?☆

【7月13日】
一週間にわたって開催のインターナショナルパーカッションフェスティバルも今日が最終日。

音響周りのスタッフ以外はほとんどがボランティア。学生から年配までみんなよく働きます。

「手作りフェス」というには規模が大き過ぎるけれど、フェスの精神はD.I.Y.ということが伝わります。

朝9時に会場入り、サウンドチェックが始まります。

今日はFyah Of Loveを再びバックに迎えOKIさんと私たちとアラシダイコが数曲づつパフォーマンスし、フェスの有終の美を飾るというもの。


サウンドチェックは野外メインステージ(10日と12日と同じステージ)で行ないましたが、途中からやや強めの雨に見舞われ、
ライブは「心 kokoro」と名のついた屋内ステージに変更となりました。

激しかった午後の雨も夕暮れ時には(ちなみに現地は20時頃日が沈みます。21時になってもうっすら明るい)止み、綺麗な夕焼け空に。

屋内ステージではYOSAKOIソーランのレクチャーをやってて、来場者もみんな「ヨッコイショー、ヨッコイショー」と賑やか。

いよいよ私たちの出番。
「秋田音頭」「チャグチャグ馬コ」「ノン気節」を。
悔いないように歌い切りました!屋内テントだからただでさえ熱がこもり暑いのですが、たった三曲で汗だく。

良い汗かいたー!
私たちのステージが終わるとこのフェスのボスが私の元にきてお礼とまた来てくださいねの言葉をいただきました。

暖かい言葉に感激しつつ、私もまたこのフェスに出演できたことのお礼を。

ステージ上ではOKIさんRekpoさんが気持ちのこもったライブを展開。

屋内テントは着席スタイルでそのせいか年齢層高めでしたが、お客さんは熱心に耳を傾けていました。

トリのアラシダイコ。
和太鼓27台を持ち込んでのド迫力のライブ。

インターナショナルパーカッションフェスティバル、世界中の打楽器音楽を紹介するべく始まったフェスです。

今年は日本をフィーチャーした”日本年”で、昨年はオーストラリア、来年はフランス、と毎年取り上げる国が変わるのです。

毎年日本だったら良いのに!
ジンタらムータや桃梨、アラゲホンジが出ても間違いなく受け入れられると思いました。


そんな中、アラシダイコは毎年このフェスに出演しているとのこと。
なるほど「パーカッションフェスティバル」を体現する存在なんだと理解しました。

27人が叩く和太鼓に大歓声が送られ、最終ステージは無事終了。
皆さん本当にお疲れ様でした!

片付けを終え、屋内テントで打ち上げ。
乾杯したり記念撮影したり再会を約束したり…。

滞在中、毎日素晴らしい経験させていただきました。

スタッフのFiona、舞台監督のひとりRudy、運転スタッフのGilleこの3人には特にお世話になりました。
私たちが気持ち良くライブし元気に過ごすことができたのは彼らのおかげです。

彼らをはじめ今回のフェスに関わった方ひとりひとりにお礼を言いたいです。
Merci beaucoup!!

リクルマイ


likklemai * - * 04:21 * comments(0) * trackbacks(0)

カナダツアー日記その3

☆皆さんお元気ですか?☆

【7月11日】
この日は滞在中唯一のOFF日。

昨日のライブを成功させ清々しい気持ちで目覚めることができました。

この日は、日本から早めのヴァケイションと私の撮影とを兼ねてモントリオール入りしている宮村洋一君たちと夕飯を食べることに。

洋一君は私のオフィシャルウェブサイトや「MW」、「DUB IS THE UNIVERSE」のアートワークを手掛けるクリエイターです。

昨日のライブでもカメラ片手に忙しく動いてくれました。

夕飯まで時間があるので、私とThe Kはモントリオール中心部に繰り出しました。

地下鉄を乗り継いで、モントリオールいち賑やかなセントカトリーヌ通りへ。
このあたりで、ライブ用のステージを設営している場面に何度も遭遇。

私たちが参加しているパーカッションフェスとはまた別の、もっと大規模なフェスが近々始まるようです。

モントリオールといえばジャズフェスティバルがダントツで有名ですが、
いまや大小様々なフェスの存在そのものがモントリオールの夏の風物詩となっているようです。
素敵だ!

チャイナタウンをぶらぶらし、
洋一君たちと合流。洋一君の長年の友人薄井さん夫妻、そしてこのフェスにDJとして出演のDJ TZというメンバーで夕食を。

心おきなく日本語を話せる安心感。
ハワイではずーっと英語で滞在中は気を張りっぱなしなのでとてもありがたい。

みんなで明日のライブも楽しもう!と、そしてまたの再会を約束し乾杯しました。



【7月12日】
今日も午前中からサウンドチェック。
このフェスの目玉といえるメリッサのショウのチェックです。

出演者が多いから時間も長い。トップバッターの私たちは早々にチェックを終え、近くのカフェでクレープランチ。

食にこだわりあるフランス圏人々の街、モントリオール。
食事は美味しいです(食事の良し悪しで旅の印象は激変します!)。

そのかわり、日本のように遅くまで営業してるスーパーもカフェもコンビニもない。

ライブ前には食事したくない私は何度か夕飯を食べ損ねています。
食べれるチャンスにしっかり食べておかねば。

しかしそんな感じなので食べ過ぎ飲み過ぎとは無縁、健康に毎日を過ごせているのが実にありがたいです。

旅で私が気にするのはノドと腸の調子です。今回は共に良好(≧∇≦)

長時間に及ぶサウンドチェックを終え、メインステージではDJ TZが登場。クンビア、アフロロック、レゲエと、なかりナイスなセレクション。

昼下がりの強めの日差しにバッチリはまって、みんなを踊らせていました。

あっという間に時間がたち、いよいよ出番です。
2日前、木曜の私たちの単独ライブのときをはるかに上回る人出。

やはり今日がこのフェスのハイライトなのだなぁと実感。

ではこの大勢のお客さん、ひとりでも多く方にリクルマイの名前を覚えていただこう。
そんな気持ちで臨みました。

秋田音頭からチャグチャグ馬コ、たった2曲でしたが、力を出し切り今日もまた充実のステージとなりました。

この日はお客さんも多いけれどスタッフも全員稼働。スタッフからの評判も上々で嬉しかったです!

緊張感から解放され、今度はリラックスして出演者のステージを楽しみます。

津軽三味線のイタバシリョウコさん、民謡トリオのTEN TENさん、和太鼓の永田社中、アラシダイコ…このフェスで繋がることができました。

モントリオール在住かトロント在住の方がほとんどですが異国に根を張り音楽活動されているって本当に凄いことだと思います。

皆さん実力派揃い、ステージも素晴らしかったです。

後半にはOKIさんRekpoさん登場。Rekpoさんの独唱からサハリンロックの流れは今までの和太鼓の世界観とうって変わって、とてもクールで格好良かったです!

私たち以上に世界を股にかけて活躍しているOKIさん。アーティストシップがある上に魅せ方も心得ていて、改めて素晴らしいアーティストだと思いました。

ちなみにこのツアーでOKIさんとRekpoさんと行動を共にしおしゃべりさせていただいたのですが、
ユーモアとウィットネスに富む彼らの会話は国際人だなぁと感じました。

フィナーレは全員でステージに。何を演奏したかと言うと…
あまり言いたくないですがハルカリの「お疲れサマー」笑。謎すぎる選曲。

日本に留学経験があるカナダ人女性がボーカルをとり(ラップ部分の日本語も上手だった!)、みんなでコーラス。

今までクールだったんだけどなぁ…。
ここだけちょっと謎でした。ハイ。;^_^A

だけど大団円にて今宵のステージも終了。
毎日ライブでこのような経験させてもらえるのがこの上なくありがたいです!

リクルマイ




likklemai * - * 11:03 * comments(0) * trackbacks(0)

カナダツアー日記その2

☆皆さんお元気ですか?☆



旅日記その2です。



【7月10日】

この日は滞在中最も忙しい日。



朝は到着したばかりのOKIさん、Rekpoさんとホテルにて朝食を(フェス出演者にはミールチケットが配られます)。



現地スタッフのチケット手配の不手際でカナダ入りが遅れていたOKIさんたちですが、無事に顔を見られて一安心。



その後私たちは会場へサウンドチェックに向かいました。



音響も十分、スタッフもしっかりしていてキビキビ動き、いよいよライブだと身が引き締まりました。



そう、Likkle Maiのショウが今夜なのです。

初参加の私がいきなりメインステージで現地のバンドと90分のライブショウって考えてみたらスゴイことですね。



6日から始まっているこのフェス、実際7日8日あたりまではまだいろいろな設営や組み立てを同時進行で行っていました。



実質のフェスの初日が10日のようでした。



バンドFyah Of Loveとは息ピッタリだし頼れる男The Kもいるし「やったるぞ!」という気持ちがみなぎりとても良い状態で臨むことができました。



サウンドチェックして、バンドと音合わせで2曲のみ演奏しましたが行きかう人も足を止めて楽しんでくれました。



中でも70代くらいの老紳士がステージの私のもとに寄り、私は元軍人で日本を訪れたことがある、と。

そしてポケットから写真(コピー紙)を取り出し私に「とっておいて!」と。



軍服に身を包んだ若かりしころの老紳士が日本を訪れたときの記念写真。

奥様と思われる金髪の美しい女性と2人のこれまた美しい日本女性と並んで微笑んでいます。



ちょうど秋田音頭やノン気節を歌っていたので日本のことを思い出してくださったのかな?とにかく嬉しいひとコマでした。



さてサウンドチェック後は、リハーサルスタジオへ移動。

今度は12日土曜日のメリッサ・ラヴァーンのショウのリハです。



メリッサ・ラヴァーンはカナダで有名な女性パーカッショニスト。

パーカッションフェスティバルの顔といえる存在です。



彼女率いるバンドが、今回出演している日本人アーティストの全員のバックを担当。

2時半のショウケースです。



私は「秋田音頭」「チャグチャグ馬コ」の2曲をやる事に。



Fyah Of Loveが純然たるレゲエバンドなのに対し、メリッサのバンドはテレビ番組などに演奏するような一流のスタジオミュージシャンが揃います。



こちらも日本から来た誇りを胸にガッツリ集中。

一発でバッチリの仕上がりとなりました。

バンドの面々もレゲエ×民謡をかなり気に入って楽しんで演奏してくれました。



ひとつひとつが真剣勝負で神経はすりへりますが、初めて組みするミュージシャンと充実した時間を過ごすことができて本当に嬉しい。



ホテルに戻って、着替えをし再びフェス会場へ。

天気も滞在中一番の晴天、お客さんもたくさん集まりました。





この日の90分のライブ、Fyah Of LoveによるLikkle Maiインストメドレーに始まり、

私の歌は「Why Are You In A Hurry?」で幕開け。

反応も上々で波に乗れました。



一番お聴かせしたかった民謡レゲエも盛り上がりました。

特に「ノン気節」では日本同様に「ア、ノン気ダネー」と掛け声をいただき感無量でした。



後半の英語曲も水を得た魚のように歌いました。バンドの演奏が的確、さらに「リクルマイをサポートするからね!」というバイブスを感じました。



たった一回のリハとは思えない一体感でした。

最高に気持ち良かったです。



アンコールを頂戴し、Come Together For I&Iを。

これで万歳!
無事終了と思いきや、ステージ袖の舞台監督に「まだ終演時間まで10分あるからもう一度出て歌え」と。



ステージ時間を押しちゃうのははた迷惑でも巻いて終わりならさほど問題ないのでは?と思いましたがここは海外。

日本での感覚で事を進めてはいけません。



2曲歌う為にステージへ。

見た目、2回アンコールに応える形になったので結果オーライ(⌒ψψ⌒)

今度こそ無事にステージを終えました。



この夜のステージは私に素晴らしい財産をもたらしました。

音楽を通し世界中の仲間と響き合える…何て幸せなことでしょうROSEROSE



ステージ後のプチ打ち上げとして、Fyah Of Loveメンバーの友人宅で乾杯。



音を出せば雄弁に語りあえるけど如何せん悲・バイリンガルですから、ずっこけながらの会話になるのが残念かつ滑稽ではあります。が、彼らの大らかさと優しさのおかげで楽しいひと時を過ごしました。



音楽がますます好きになり人間もますます好きになる充実のツアー。

皆さんに感謝です。



リクルマイ

likklemai * - * 09:28 * comments(0) * trackbacks(0)

カナダツアー日記その1

☆皆さんお元気ですか?☆



カナダのライブツアーから無事に帰国しました。

時差は13時間、昼夜逆転の生活で時差ボケがなかなかとれません;^_^A



が、しかしおかげ様で初のツアーは素晴らしいものとなりました!!

旅日記として振り返ります。







【7月7日】

成田17時発のユナイテッド航空便に乗りました。

13時間かけてニューヨークへ。

この近年の渡航先のハワイで7〜8時間、フィリピンで5時間なので久々のロングフライト。



ですが運良く”エコノミープラス”というやや広めの座席でしかも窓側だったのでなかなか快適でした。





経由地ニューヨークにて入国審査をすませ、目的地モントリオールへの便を掲示板で探すと予定より4時間遅れの23時発の掲示。



空港内のカフェでとりあえず一杯やるも、人の出入りが激しくガヤガヤしているカフェでは4時間も時間を潰せない。



待合いスペースでスマホを充電しつつトホホ(´Д` )な時間を過ごしました。



23時になってもゲートが開く気配はなく、それどころか0時15分発の掲示になってるー!



結局0時30分に搭乗開始となりました。



ようやくモントリオールへと思いきや、突然土砂降りと雷鳴が。

稲妻がはっきり機内から見えます。



天候回復まで機内で待機願います、というアナウンス。

空港で5時間半、機内で1時間以上待ったよぉー。



モントリオールに着いたのは午前3時半。

フェスのスタッフのフィオナとジレはいやな顔ひとつせず、私たちの到着を暖かく迎えてくれてホッとしました。



ホテルに着いたのは8日の朝4時半。

8日は午後から現地のバンドとリハですから早々ベッドへ。



だけどやっぱり初めてのモントリオール、興奮して寝付けなかったー(≧∇≦)







【7月8日】

この日はFyah Of Love とのリハ。たった3時間だけど、私たちの距離を縮める有意義な時間でした。

この模様は前回のブログで詳しく書いたのでご覧ください。



リハ後はフェス会場に出向き主要スタッフと挨拶をかわし、会場に隣接するイタリアンカフェでパスタを。

フェス会場〜近隣のカフェで使える食事券、余計な出費を押さえられかなり助かりました。しかも美味しかった!!







【7月9日】

この日はモントリオールの日本総領事館にて昼食のお招きにあずかりました。



モントリオールを象徴するロイヤル山(=マウント・ロイヤル、このフランス語発音がモントリオール)の頂上付近は豪邸が並ぶアップタウン中のアップタウン、その中に総領事館がありました。



私は、今回のフェスに参加する日本人アーティストが集まる立食パーティーであろうと想像していました。

私が受け取ったフェスの行程表にこのランチがあらかじめ書かれていたので全員で向かう公式行事かと。



総領事館という公式の場ですから着物を着ていきましたが、それでも私の手持ちは訪問着であろうはずもなく普段着〜おしゃれ着クラスの紬の単衣。



あちゃーお呼ばれの場でも対応できる、絽の夏着物持ってくるんだったわー;^_^A



白いドアをノックしたらタキシードの給仕さんがお迎え。



そして来客は私とThe Kの二人。



後から聞いたことですが、和太鼓チームや三味線奏者など出演アーティストのほとんどがカナダ在住の方々とのこと。



はるばる日本からの参加は私たちとOKIさんだけ。それでこの二組をお招き下さったようです。

残念ながらOKIさんはまだカナダ入りしておらず参加が叶いませんでした。



ランチも日本料理のコースで、滅多に経験できない贅沢なお昼のひとときを過ごしました。

しかしそこは私、自分が常飲しているワインよりはるかに美味しく高級感漂う白と赤のワインは「しっかり」いただきましたよ(^з^)-☆



自己紹介や活動経歴以外に、安倍政権への懸念などもお話させていただきました。



私たちのような下々の民の話にもしっかり耳を傾けてくださった新井総領事に感謝。


身に余るおもてなしを受け総領事館をあとにしました。


※総領事との写真は、撮影の時にのみ私のキャラクターということで帽子を被ることをご容赦いただきました。

食事中はもちろん脱帽しました。



リクルマイ

likklemai * - * 22:36 * comments(0) * trackbacks(0)

カナダでの初ライブ、いよいよ!

☆皆さんお元気ですか?☆

私は今、カナダのモントリオールに来ています。

6日から13日(現地時間)で開催の”インターナショナル・パーカッション・フェスティバル”に出演するためです。

日本とモントリオールは時差13時間。昼夜あべこべで時差ボケが心配でしたが、昨日の17時から20時までのリハからホテルに戻りそのまま寝落ち、5時に起床。


リハで汗かいてたっぷり寝たことで、こちらの時間にフィットしたようです。

さて、10日の私たちのステージに向け行われたリハのことをお話しします。

今回私たちのバッキングを担当してくれるのはモントリオールのレゲエバンド” FYAH OF LOVE”。

昨日のリハで初の顔合わせ、音合わせをしましたが、ライブで予定している全12曲を完璧に演奏してくれました。

もちろん、フェス出演が決まった早い段階で彼らには私たちの作品やライブ音源を送っていましたが、イントロのドラムのフィルからアウトロのキメまで完コピしていたのには驚きそして感激しました!

このフェスの為に考えたセットリストは、今私が一番の情熱を注いでいる民謡レゲエとドラヘビ時代の曲を含む英語リリックの曲を半々の割合にしたもの。

この構成が効果的かどうかは実際リハしてみないと分からないことですから、期待の中に若干の心配もあったことは確かです。

だけどFYAH OF LOVEの演奏から「一緒にライブを成功させよう」というバイブスがひしひし伝わり、若干の心配は瞬く間に消え去りました。

それどころか「日本と変わらない、または今回ならではのミラクルが起きるかも!」という手応えまで感じました。



さらに私を感激させたことがあります。
バンドリーダーでドラマーのNemoが、「オープニングで演奏したい曲があるんだ、やっていいかな?」と。

「もちろん!」と私。

その演奏は、何と私の楽曲のインストメドレーでした!

「My Yellow Cinderella」→「Show A Fine Smile」→「Your Love」→「Come Together For I&I」という流れ。

ジーンときたと同時に彼らの愛ある姿勢に脱帽しました。

海外でライブする好機をいただく度に音楽の持つパワー…言葉や様々な違いを飛び越えて私たちの気持ちをひとつにする力を再確認します。

普段一緒に演奏しないからこそ、一回のリハ・ライブを楽しいものにしようとする心。この心はリハしたメンバー全員に共通していました。

日本には盤石のメンバーによるリクルマイバンドがある。
リクルマイバンドが長年かけて作り上げたライブスタイル、それは世界のレゲエシーンにおいて独創的かつハイクオリティだと自負しています。

だから理想はリクルマイバンドでワールドツアーをすることです。
これは長いビジョンを持って実現させたい夢です。

だけどこうして世界各地のレゲエバンドとお手合わせできるのは、良い勉強になるし理屈抜きに幸せなことです。

日本でも海外でも良き仲間に恵まれ幸せ者な私、
文字通り「有難い」出会い・経験をかみしめ全力でライブしたいと思います!

明日のライブが非常に楽しみです^_^
やったります!

余談) カナダのモントリオールはフランス語が公用語の地域。
ですが英語もかなり使われており、出会う人々はみなバイリンガルです!すんごいです!
おかげで英語(こちらは非バイリンガル・笑)で会話しています。

リクルマイ




 
likklemai * - * 05:14 * comments(2) * trackbacks(0)
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